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PSTによる太陽画像 08.11.23掲載 [天体写真]

 10月に「ひたち星の会」に入会されたH.Tさんがコロナド社製のPSTという太陽観測専用の望遠鏡を購入され、11月22日に見せていただきました。H.Tさんありがとうございました!。
 (過去の記事もございます。「ひたち星の会ホームページ」をご覧の方は「観測スケジュール」または http://blog.so-net.ne.jp/tengaisei/をクリックすると全てをを閲覧できます。)
プロミネンス(色調整あり)512サイズ.jpg
 上の写真は太陽の拡大です。左の黄色い円が太陽です。PSTで見た実際の色は赤色です。カメラの露出がオーバーなのと、プロミネンスが良く分かるように調整した結果黄色になってしまいました。PSTには光の波長の一部のみを透過するHαフィルターが内蔵されており、普通では見えないプロミネンス(炎のようなもの)やフレアー(爆発のようなもの)が見えます。現在太陽の活動は11年周期の低いレベルから新たな活動期に入っているとの発表がされていますが、まだまだ低いレベルのようです。黒点は全く確認できませんでした。
 しかしながら11月22日は写真のようにプロミネンスが確認できました。一年前の日立シビックセンターでの太陽観察会では黒点もプロミネンスも全く見えませんでしたので少しは活発になっているのでしょう!。

PSTによるHα画像512サイズ.jpg
 この写真は太陽全体です。この色がPSTによる肉眼で見た色に近いです。一枚目の写真と同じ位置(右下)にプロミネンスがあるのですが、拡大率と露出の関係で良く見えていません。しかし太陽の直径が地球の109倍もあることを考えると、ほぼ地球規模の炎が噴きあがっている事が推測できます。すごい事ですね!!。

 12月14日(日)には日立シビックセンター屋上で太陽&真昼の金星観察会を行います。黒点やプロミネンス、金星を見たい方は集合して下さい。
 
「太陽のホクロと真昼のヴィーナスを見よう!」 ★日時:2008年12月14日(日) 12:45~14:45 ★場所:日立シビックセンター屋上 ★内容:天体望遠鏡で太陽の黒点やプロミネンス、真昼の金星を観察します。  (太陽の活動により黒点やプロミネンスが見えない場合があります。) ★料金:無料 ★その他:太陽が全く見えない完全曇天や雨の場合は中止となります
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