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車椅子のあなたの笑顔に会いたくて・・・ [観測用機材]

6月23・24日に行われました第10回星空案内人の集いで私が発表した資料を公開いたします。以下のpdfファイルをご覧下さい。



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日食眼視用「ガリレオSUNのうちわ」と観察リハーサル 09/7/21掲載 [観測用機材]

 本番2日前の7月20日に実際の観察会会場である日立新都市広場(パティオ日立)で部分日食観察会のリハーサルを行ってきました。

 そこで私のオリジナル第二弾日食グラスならぬ「ガリレオSUNのうちわ」の発表デビューとなりました。望遠鏡用の減光シートの残りを利用したのですが、顔全体を覆うことができる「うちわ」を利用し、柄が付いているので持ちやすいという利点と、暑い時には扇げるという大きな利点があります。

 また、日立シビックセンター科学館では秘密兵器のテストを行いました。特殊シートをテントの天井に張り、多人数で見る事が出来るようにしたものです。これならたくさんのお客さんが押し寄せても対応できると思います。
 私のオリジナル第一弾の「ガリレオSUNのメガネ1880」もテストしました。快晴だと明るすぎる事が分かり、対策としてメガネレンズに黒のビニールシートで三角形と四角形になるように張りました。それでも焦点にはまん丸い太陽が写り、メガネの形が写っている訳ではないという光学の教育もできます。

※天気の神様!!どうか7月22日はお日様を拝ませて下さい!!お願いいたしますっ!!!!!

日食観測用太陽投影装置完成!! 09.07.07掲載 [観測用機材]

 7月22日の日食観測用太陽投影装置「ガリレオSUNのメガネ1880」がほぼ完成しました。当日は日立シビックセンター前の新都市広場(パティオ日立)に持ち込みますので皆さまぜひ見にきて下さい。
 当初はほぼ同じ形でピンホール式にしようと実験していたのですが、思ったより暗く、全体を筒状に覆って一部分だけ覗き穴を開ければ可能でした。しかしそれでは一度に多数のお客さんに見ていただく事ができません。そんなときに丁度使えそうな0.5度の老眼鏡を見つけ、実験したら適度に明るい太陽像が写りましたのでこの凸レンズ式に変更しました。筒状の覆いもいらず、多人数で見る事ができます。


Img0465.JPG
 この写真は全体です。とりあえず今回の日食限定の観測装置ということで 1.ありふれた材料を使う事 2.安く仕上げる事 3.複数の人が安全に一度に見られる事 4.凸レンズの特徴と望遠レンズの原理が分かる事をコンセプトに作りました。脚立の流用以外は各パーツがほぼ100円台です。


Img0472.JPG
 メガネのレンズを外して使用したのでは「老眼鏡」の凸レンスだよ!というアピールができません。そのため老眼鏡そのままの形で使用することにしました。さらにメガネだけではつまらないのでガリレオさんの顔を貼り付けてしまいました。(ガリレオさんごめんなさい。でも許していただけますよね!?)


Img0469.JPG
 このメガネはもちろん100円の老眼鏡です。度数が0.5ですので理論上は焦点距離2000mm(焦点距離=1000/度数)ですが実測値は1880mmでした。この1880を装置の名前の一部に使用しています。


Img0468.JPG
 太陽像は直径約18mmのものが70mm程離れて並びます。なかなかかわいいですよ!! 焦点距離の短い凸レンズ(虫メガネなど)ではご存じのように紙など燃えてしまいますが、焦点距離が2000mm近いと太陽像がかなり大きく写るので熱が分散して燃えません。ほぼ安全と言えるでしょう!!


 皆さん、7月22日はこの装置の他に黒点観測用の減光フィルターを付けた望遠鏡や、プロミネンス(炎のようなもの)が見える特殊な望遠鏡も用意しますので、ぜひ日立シビックセンター前の広場に来て観て下さい!!

ソーラーフィルター [観測用機材]

日立シビックセンター科学館で太陽観測を行うためにソーラーフィルターを購入し、天体望遠鏡に取り付けられるように枠を作りました。望遠鏡に対して大きめになりましたが、日陰をつくり太陽熱から望遠鏡を守るという点では有効だと思います。

さっそくC8でのファーストライト(初観測)を行いました。太陽は問題なく見えました。しかし問題は黒点がなかった事です。今まで太陽を見たときには大なり小なり必ず黒点は見えていました。全くの無黒点というのは初めての経験です。(短絡的ですが異常気象の原因ではないかと勘繰ってしまいます。)
10月21日にシビックセンターで一般向けに太陽観測を行う予定ですが、その頃には黒点が発生しているとを期待したいと思います。

太陽観測会で黒点が見えなかった時のことを考えて「昼間の星にチャレンジ」というのを時間帯を変えて行ったらいいかなと思っています。金星なら見えるはずです。観測会迄には予行演習をしてみたいと思います。


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