４月１４日（土） 一晩中メシエマラソン

★２００７年４月１４日（土）　２０時から夜明け前まで　常陸太田市大里町（旧金砂郷町）久米小近くの高台（地図を下に載せますが分かりづらいので私に連絡をいただければ一緒にいきます。）　トイレが無いので男性対象です。
★メシエマラソンとは・・・その昔シャルル・メシエという人物が彗星と間違わないように星雲星団に番号を付けました（Ｍ１、Ｍ２・・・M１１０まで）。その全てを一晩で見てしまおうというのがメシエマラソンです。３月下旬から４月上旬が良いとされています。私も見たことのない星雲星団がたくさんあるので一度はチャレンジしてみようと思っていました。この際思い切って実行してみようと思います。

☆結果・・・川崎さん親子と私の参加でした。ほぼ快晴でまずまずの星空でした。川崎さんは２１時頃帰られてその後は私一人でメシエマラソンを楽しみました。以下感想を書きます。
■１９時までは川崎さん親子と土星・金星や、主だった星雲天体を観望しました。先客の若人が今回の場所に　いたので土星を見せてあげるとでっかい歓声を上げて覗き込んでいました。
■２０時までは小惑星による恒星食の観測をしました。対象星が暗く見失ったと思ったのが食だったようです。したがって正確な計時はできませんでした。
■２０時から０３時まで本番のメシエマラソンにチャレンジ！！見つけにくくてもなるべくパスしないで探すという方針で進めました。結果５時間で４２個見ることができました。
■おとめ座の銀河団がとてもやっかいでした。暗く、淡く、位置関係も分かりずらく難儀しました。里美の空だったらもう少し見やすかったかも知れません。その後に見た球状星団は明るく感じ、粒々の見えたものも多くとても感動しました。
■ノートパソコンを持参しましたが位置が分からなくなった時にとても有効でした。但しバッテリーがもたなかったので替えのバッテリーか車からの電源を利用するようにしないとだめですね。
■０３時からは新彗星ラブジョイを探しました。最初は見つからなかったのですが３０分くらい注視していたらやっと微かなイメージが見つかりました。おとめ座の銀河より暗かったのでおそらく９等級以下だったと思います。
■Ｍ天体の半分以上が残っていますので秋口にまたメシエハーフマラソンを開催、完走したいと思います。